⭓ trippen ⭓ 2021 S/S Collection
何が来るか分からないこの世界で、私たちは靴を履くことで自分を守ってきました。
100年前、第一世界大戦とスペイン風邪が流行った頃、ドイツのコメディアンのKarl Valentin(カール・ヴァレンティン)氏はこう言いました。「昔の人が見た未来はもっと良かった筈だ」。私たちは、予期せぬものを恐れるあまり、予知出来るものを掻き集めることに取り憑かれています。
平凡に戻りたい、日常的なこと、休日に友人と海辺でご飯を食べたり…が戻ってこない…。
ふと止まれば未来がどうあるべきかが見えてきます。
シンプルで、クリアで、信頼出来るものを形づくること。
減色された「Off」レザーは直ぐに茶色く変化するため、鞣し加工の際に無駄なく水を使うことに成功しました。
そして、今回新たに登場の「GoZero ソール」は、30%のコルク含有量を使用して作られた生分解性の新開発が組み合わされています。
焦点は、コア要素である強力なデザインと統合された持続可能性という本質にあり、材料と資源に対する知的と責任ある行動の進化です。
ピュアでシンプル、そして、鮮やかである。
trippenは未来に達するコレクションを発表します、「Back to the Future」。
⭔ VIBE ( Black×Off ) ⭔
-
NTP-0025
VIBE / Black¥49,000
オープントゥのアッパーのフリンジが目を引く、今期の新作モデル「VIBE」。
Sportコレクションには珍しい、踵のないスリッポンタイプのシューズです。
こちらのフリンジに使用されているoffカラーは、今シーズンの新色です。
染色を施さない、革そのままの色合いは、紫外線などにより、革色が茶色く変化するのも早いのが特徴です。
また、通常は革を鞣す際に大量の水が必要とされるのですが、このoffカラーは鞣しの工程の段階で水の量を節約することで、節水、汚水量の削減など、環境への負担を減らすことも考えて作られています。
そして、ソールの色もコルクカラーという新素材の新たなソールが誕生です。
ソールの30%がコルクで構成されており、ゴムの中に見える小さな粒はコルクの粒子で、堆肥としてリサイクルが可能になっています。
焦点は、コア要素である強力なデザインと統合された持続可能性という本質にあり、材料と資源に対する知的で責任ある行動の進化についてのtrippenの思いが込められています。
〻
アッパーのホールド感によって想像以上の安定感を備えています。
タンニン鞣しカーフレザーを使っており、柔らかな仕上がりは履いた瞬間から足に馴染み、履きこむことで一層柔らかくなり、経年変化を楽しんで頂けます。